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WEBミーティング「ウィズコロナ時代の地域を考える Vol.1」でのQ&A

2020年7月9日(木)に開催いたしました、WEBミーティング「ウィズコロナ時代の地域を考える Vol.1」でいただきましたご質問に対し、回答をいただきましたので掲載いたします。

 

Q1.駒ヶ根高原が南信の上高地や軽井沢になるためには何が必要だと考えますか?

A.(奈良様)

地域住民を巻き込むことができるワクワクする『地域全体のビジョン』です!

リニア開通など2027年ビジョンで、実現したい未来を視覚化できるロードマップ・ビジョンストーリーの策定かと。

観光庁のプレゼンに参加し、「軽井沢、上高地に並ぶ地域になります」と宣言したところ、伊那谷はそれを超えるポテンシャルがあるので、並ぶのではなく追い越せ!と激励されました。

個人的には軽井沢町になるのではなく、アルプスの里みなこいエリアが追い越すことができる誰もが憧れる地域になると思っています!

同じビジョンに向かい、ベクトルを合わせ大輪の花を咲かせましょう!

 

Q2.マイクロツーリズムについて聞きたい。

A.(奈良様)

星野リゾート星野佳路代表が『長期化するWithコロナ期における旅のあり方として、先ずは地元に目を向けて楽しむ「マイクロツーリズム」を推進する』と提唱しています。

私たちも7月実施した「ロープウェイ予約便モニター企画」に続き、昨年全国グランプリを獲得した「ONSENガストロノミーウォーキング」の地域住民のみなさんを対象としたツアーなど、近すぎて見えなかった地元の自然や地域独自の価値である「2つのアルプスに護られた自然が寄り添う暮らし」の良さを改めて認識してもらえる取り組みをおこなっていきたいと思います。

 

Q3.(奈良さんへ)伊那谷の地域経済循環(まちのお金の流れ)は具体的にどのように分析をして現状を把握し、改善を進めていくことをお考えでしょうか?

A.(奈良様)

先進地もどのように数値化するか同じ悩みを抱えていて、試行錯誤しています。

理想は地域全住民に聴き取り調査して、地域内経済循環でどれだけ地域にお金が残ったかを調査できればベストだと思いますが、相当なコストが毎年かかりますし。

個人的には、アルプスの里みなこい観光局として、地域外から資金調達していくら地域へ投資できたかをKPIとすることがまずは第1歩かと。

自分たちの活動でいくら地域内にお金を回すことができたか視覚化できれば。RESAS以外に良い方法を調査中です。一緒に考えてください!!

 

Q4.地域内経済を考えた時、ブライダルはどんなもんでしょ?

A.(奈良様)

ブライダルは高単価高付加価値で、地域への非常に高い経済効果をもたらしています。

結婚式を挙げた場所は二人の思い出・大切な場所として、愛着を持ってその地域に何回も訪れてくれます(純白の結婚式で実証済)。

非常に高い顧客生涯価値ライフタイムバリューを地域へもたらしてくれると考えています。

金額的な価値だけでなく、例えば料理を考えてみても料理人にとって普段つくることができない高単価の材料で腕を振るうことができる料理人魂を奮い立たすことができるハレの場になります。

 

Q5.地域内の範囲は上伊那?南信?パネラーの皆さんはどこまでと考えていますか?

A.(奈良様)

〇国内旅行者▶みなこいエリア とにかくスピード重視の現代、思いついたらすぐに実行でき文化的歴史的背景が最優先されると思います。

伊南行政組合としての背景もあるので。

駒ヶ根市観光案内所でも駒ヶ根市だけでなく、みなこいエリアのことを聞かれます。

 

〇インバウンド旅行者▶長野県全域 インバウンドプロモーションをしていて痛感するのは、NAGANOですら外国の方は知りません。

国内・インバウンドにとって大事なことは地域に魅力がないとそもそも来てもらうことはないです。

 

A.(久保田様)

何について考える時かによると思いますが、自分の感覚では、現在の伊那谷においては、半径50kmくらいは日常的に仕事などで人が頻繁に行き交っている範囲だと思います。

 

A.(前田様)

長野県の中でもまだまだ知名度が低いエリアなので、プロモーションしていくうえではまずは「南信」ぐらいの間口の広さが必要かなと感じます。

私も外から移住して「南信」に住んでいるという何となくの感覚を持っています。

一方で同じ南信でも例えば茅野市と天龍村では生活圏も観光客の取り込み方も異なると思うので、何を物差しにするかによって「地域」の定義も変わってくるのだと思います。

 

Q6.生まれも育ちも現住所も駒ヶ根です。色々な企画やキャンペーンなどがあるようですが、情報が全く入ってきません。四徳温泉という場所?も初めて聞きました。ロープウェイは知っていますが乗ったことはありません。地元で遊ぶ場所って、どこに情報があるのですか?

A.(奈良様)

ぜひ駒ヶ根観光協会のホームページFacebookインスタグラムなど見ていただけるとうれしいです。月刊かみいな・市報等にも情報発信をしております。

私たちが情報をお届けできていない問題点として、

①リーチする媒体に掲載できていない

②訴求する情報の中身に興味を持っていただけていない

だと推測しています。

逆にどんな媒体に接触しているのか、どんな中身ならばアンテナに引っかかるのか、ぜひ教えていただきたいです。

参考にさせてください!

 

Q7.今の駒ヶ根のまちを元気にするために足りない人材は、挙げるとしたらどんな強みを持っている人だと思いますか?

A.(奈良様)

私が1年かからずにこの地域を大好きになり、移住した最大の理由は人の良さです。

訳の分からないこんなヨソモノ・ワカモノ・バカモノを実績残せば使っていただける、素晴らしい先輩たちのいるこの地域が大好きになりました。

というわけで、人材は足りていると思います。

あとは、その素晴らしい人材がつながる仕組みづくりだと思います。

今回の青年会議所さんの取組み、アルプスの里みなこい観光局創設の動きはまさにその第1歩!

ウィズコロナ時代はみなさんが次の担い手ではなく、今の担い手です!!

一緒に大好きなこの地域を盛り上げましょう!

 

A.(久保田様)

(まちを元気にする=新しい事を始めると解釈すると、) 新しいことを始められるのは、どこにおいても、自分の持っている価値観を社会に提案できる人だと思います。

見えない同調圧力を感じやすい今の日本社会では「人と変わったことをすること」は些細な事でも、なかなか強いメンタルが必要です。

若者ヨソ者バカ者三拍子(飯田出身なので2.5拍子?)揃った私でもそう思います。

そういう意味では、「人と変わったことをする人」だけじゃなく、「違いを受け入れる人々」「違いを楽しむ人々」が、まちを元気にするのかもしれません。

 

A.(前田様)

“覚悟を持つ人”とそれを”応援できる人”。

まちづくりで有名な木下斉さんが「まちを動かすのはスーパーマンでも100人の合意でもなく、1人の凡人の覚悟」だと仰っています。

ここで暮らす一人一人の覚悟がオーバーラップし大きなうねりが生じて、それが地域として生き残っていく力になるのかなと。

また価値観が多様化し正解がない時代だからこそ、誰かがチャレンジしようとしたときに否定・批判ではなく「面白そうじゃん」と背中を押してあげられる土壌があればいいなと思います。

 

Q8.質問というか提案です。地元市民向けの提案です。地元市民向けの地域観光プランを立てていただけませんか?

酒蔵や実は凄い技術を持っている企業さんや逸品を生産している農家さんとか。地元で知られていない現場を訪ねてお話し聞いたり体験したりしてみたいですね。

A.(奈良様)

ありがとうございます!マイクロツーリズムが提唱されている今、必ずプランを立てます!

例えば、みなこい地域で育った麦を収穫して、マイウイスキーをつくるといった、農家さんと酒蔵さんと連携した企画を詰めております。

来年以降販売できるように、まずは自分たちが体験して、動画や写真を撮影しているところです。

農家さんやお酒の造り手さんの話は、本当に楽しいです。

やはり私たちの仮説は間違ってなくて、需要があることがわかりましたので、ぜひ参加してくださいね。