2022年度

勇往邁進

~揺るぎない信念で刻む、輝ける未来創造への歩み~

基本方針

~はじめに~

私たちが生きている今という瞬間はほんの一瞬しかありません。ついさっきまで今であった瞬間は過去となり、その繰り返しで時は流れ、やがて未来へと向かいます。過去から今、そして未来へと、全てが繋がっています。今、私たちが出来ることは過去を理解し、未来を想い描き、そして未来のために今を大切に生きてゆくことです。

2016年度、一般社団法人駒ヶ根青年会議所は創立50周年を向かえます。 半世紀の間には様々な出来事があり、日本、世界は大きく変わりました。戦後の高度経済成長を経て、幾多の困難を乗り越えながら日本は経済大国へと発展してきました。私たちの暮らす地域も、生活や産業、まちの風景など大きく変わりましたが、1966年の設立以来、駒ヶ根青年会議所の創始の想いは変わることなく、諸先輩方や地域市民をはじめとする多くの方々が携わり、明るい豊かな伊南地域実現へ向けてまちづくり運動を展開してきました。我々メンバーは脈々と息づく駒ヶ根青年会議所の魂を忘れることなく、歴史と伝統、そしてこれまで携わってきた全ての方々への感謝と敬意を胸に歩みを進めます。
青年会議所は社会と個人の開発を目的とした20歳から40歳までの青年の団体です。人生における大切な青年期にこの組織に身を置いていられることは大きなチャンスです。青年会議所には多くの機会がありますが、自らが行動し、その機会を掴み取りにいった時に大きな成長へと繋がります。まちづくりを通して様々な人と出会うことで自らの成長へと繋がり、また、自ら成長することが明るい豊かな社会へ向けての大きな力となります。未来の地域、未来の自分へと繋がっているのは今この時です。自らの意思で行動を起こし、多くの機会を掴み取り成長しよう。自発的意思によるJC運動こそがあるべき姿であり、自発的意思で行動できる人には揺るぎない信念があるはずです。
今という瞬間に自らの歩みを確かに刻み込み、輝ける未来へ向けて勇気を持ってひたむきに歩んでゆこう。

【事業方針】

~これまでのあゆみを紐解き未来へ繋ぐ~

駒ヶ根青年会議所創立40周年の年に打ち出された「未来ビジョン2006」。長期ビジョンとして掲げた『市民一人ひとりが地域のことを我が事とおもい、輝く個性が「絆」紡ぐまち』。創立45周年の年に打ち出された「未来ビジョン2011」。中期ビジョンとして掲げた『ふるさと愛溢れる人の「絆」から全ての命が光り輝くまち~ひとが好き まちが好き~』。このビジョンを新たなる時代への道しるべとして、多くの仲間と共に市民参加の事業を展開してきました。創立50周年を目前に、我々は改めてこれまでのあゆみとそこにこめられた魂を紐解くと共に、脈々と受け継がれてきた歴史と伝統を次代に繋ぐべく伝播し、内なる拡大に邁進します。

~地域の輝ける未来創造~

「未来ビジョン2006」から10年、そして「未来ビジョン2011」から5年が経ちました。節目の年となる2016年度は、地域の輝ける未来創造へ向けた新たなビジョンを策定します。地域に先駆ける青年会議所メンバーとしての自覚と伊南地域の未来に対して責任を持ち、駒ヶ根青年会議所のまちづくり運動の想いが地域へ拡がっていくよう、地域の様々な主体と連携し、現状の地域課題とニーズを認識し反映させるだけでなく、伊南地域の未来について共に語り合い、輝く未来像を描きます。
また、私たちの想いを地域内外へ発信することも大切です。輝ける未来創造へ向けた駒ヶ根青年会議所の今を伝えることにより、まちづくり運動の輪を拡げます。

~主体的な行動へと繋がる仕組みづくり~

地域の課題を認識し、その解決に向けて市民が主体的に行動している姿は活力ある地域に欠かせません。この能動的な想いと行動が地域へと拡がってゆくことで地域の力が醸成され、明るい豊かな伊南地域へ向かって力強く前進します。青年会議所のまちづくり運動は地域に拡がる波紋の最初の一滴です。これまでまちづくり運動を通じて築き上げてきた繋がりを活かし、大きな波紋の最初の一滴となるべく、市民が主体的に行動できる仕組みづくりに取り組みます。

~心が通じる信頼ある組織運営~

駒ヶ根青年会議所がまちづくり運動へと邁進していく為には円滑な組織運営が不可欠です。当たり前のことを当たり前に遂行することは当然ですが、人間同士が集まる組織だからこそ、人と人との繋がりや互いの信頼関係を大切にし、心を通わせた組織運営を行ってゆくことにより、組織内の意思伝達、情報共有が図られ、生き生きとした組織になり、全メンバーが団結して目的へ向かうことができます。また信頼される組織の対外窓口として、地域の各主体や他LOMなどの関係諸団体との繋がりを大切にして相互の信頼関係をより深めることにより、私たちのまちづくり運動をより力強く進めてゆきます。

~信念を持った仲間の拡大~

会員拡大はJC運動そのものであると言われます。信念を持ってまちづくり運動に携わるメンバーを増やすことが明るい豊かな伊南地域へと繋がります。我々メンバーは仲間同士で切磋琢磨し、JAYCEEとして揺るぎない信念を持ち、そしてまちづくり運動を通して繋がる多くの人に対してその信念を伝え、地域の未来を真剣に語ることで共感する仲間を増やします。

~おわりに~

創立50周年を向かえるにあたり、これまで多くの諸先輩方が想いを繋いでまちづくり運動を展開してきました。幾多の苦労や困難に直面しても、前向きに真っすぐと明るい豊かな伊南地域を見つめて歩んできました。その歩みには多くの市民や関係諸団体の連携や協力があり、伊南地域に大きな足跡を残してきたことは間違いありません。創始以来続く長い足跡の先に私たちは立っています。そして全ては繋がっています。これまで駒ヶ根青年会議所の運動に携わってきた方々への感謝と敬意の気持ちを決して忘れず、歴史と伝統ある駒ヶ根青年会議所会員として誇りを持って行動しよう。失敗を恐れることはありません。上手くいかない時でも結果を受け止め、そこから次にどうしていくか考えればいいのです。今を全力で取り組むことが輝ける未来、そして自分の成長に繋がります。目的に向かって勇気を持って行動しなければ何も始まらないのです。揺るぎない信念を持ち、自らの意思でJC運動に邁進し、2016年度一般社団法人駒ヶ根青年会議所の歴史に自らの歩みを刻んでゆこう。

総務委員会スローガン

心をひとつに

~早期の情報提供と、厳粛なセレモニーで一丸となろう~

委員会基本方針

駒ヶ根青年会議所は、明るい豊かないなん地域の実現に向けて力強くまちづくり運動を展開していくためには、地域から信頼される組織であり、更にはメンバー同士が互いに信頼し合い活動していくことが重要です。

その為には、メンバーが活動に集中出来る円滑な組織運営を行い、一つのことに自信を持ち一丸となって取り組むことのできる、やる気があふれる組織となることが必要です。

そこで本年度総務委員会では、スケジュールを立てやすい早期の情報提供と、厳粛なセレモニーを推進していくことで、メンバーが心をひとつにして目的に向かうことが出来る環境を作ります。

 

委員会事業計画

(1)財務全般に関する管理統括
(2)事務局及び財産の管理
(3)総会・理事会の運営及び事務的業務
(4)定款・諸規定の改案・改修に関する事務手続き
(5)会員手帳・名刺の作成
(6)各種対外事業の登録手続き
(7)磐田JCとの関連事業
(8)メーリングリストの管理
(9)駒ヶ根青年会議所災害対策の更新
(10)その他、他委員会に属さない一般業務

未来ビジョン策定委員会スローガン

異床同夢

~地域を想い未来に向けて行動できる組織へ~

委員会基本方針

50周年を向かえる駒ヶ根青年会議所は、メンバーが一丸となり時代の変化や地域の現状を見据えたまちづくり運動を行い伝播していくことで、地域との輪を築き、まちづくり運動が活発で笑顔あふれる地域にしていくことに繋がると考えます。

そのためには、地域にある主体と共に伊南地域の未来像を描き、目指すべき伊南地域の姿の実現に向けメンバーが自覚と責任を持って行動するための明確な指標を作成すると共に、まちづくり運動に取り組むメンバーの姿と想いを地域に向けて発信し、組織として共感されることが必要です。

そこで当委員会では、地域の行政や様々な団体と共に10年後の伊南地域をイメージし、メンバー一人ひとりが青年会議所会員としてのアイデンティティーを持ち、「ビジョン」と「行動指針」を創り上げることで自信と誇りを携え、未来へ向けて行動できる組織の基盤を創ります。そして我々の運動に想いを乗せて発信していくことで、駒ヶ根青年会議所に対する地域の方々の理解を一層深めます。

委員会事業計画

(1) 未来ビジョン策定プロジェクト
(2) 未来への指標発行
(3) 広報誌の発行
(4) プレスリリースの発信
(5) 年誌の発行
(6) ホームページ、SNSによる情報発信
(7) 居酒屋の青春

地域力醸成委員会スローガン

Empowerment

~魅力を伝えることで地域力が醸成する~

委員会基本方針

伊南地域の市民が、次代の担い手である子どもたちに、伊南地域で働く事の魅力を能動的に伝えて行くことは、地域からの人口流出を抑制する求心力の向上に繋がり、自立した活力ある伊南地域の創造に重要です。

その為には、地域で働く大人が、子どもたちに働きたいと感じてもらえる地域を創るという同じ目的を持ち、自らの仕事に対しての誇りを、子どもたちに向けて発信していく機会の創出が必要です。

そこで本年度当委員会では、地域で働く大人同士が、自らの仕事に対する想いを語りあい、お互いの魅力を考える機会を創出し、伝えていくべき魅力を認識します。そして実践の場を通じ子どもたちへ伝え、主体的に仕事の魅力を発信できる大人となる事で、伊南地域の地域力を醸成します。

委員会事業計画

(1)伊南地域で働く大人が仕事の魅力を考える事業
(2)伊南地域で働く大人が仕事の魅力を伝える事業
(3)3分間スピーチ