2017年度 一般社団法人駒ヶ根青年会議所 方針

2017年度理事長

細田隼平

「スローガン」

 

伊南改造

~感性の共鳴で地域の未来を切り開く~

【基本方針】

~はじめに~

 我々の住むこの伊南地域に前向きな変革をもたらすために、我々は駒ヶ根青年会議所に集う。我々の前向きな変革が地域の様々な物事に前向きな変革をもたらし、明るい豊かなまちの実現に向けての歩みとなる。我々に必要な前向きな変革は、青年会議所活動を通して培われるが、その多くは直接的な自己啓発よりも、地域社会への奉仕活動を通して得られるものとなる。

 

 2017年度、我々は10年間の長期ビジョンとなる未来ビジョン2016『一人ひとりの「可能性」と地域への「想い」が満ち溢れる、輝くまち』を携え新たな一歩を踏み出す。一人ひとりの「可能性」と地域への「想い」が湧き出る源は一人ひとりの心からである。地域の一人ひとりが自分自身と向き合うことのできる仕組みと、地域での相互依存関係の大切さを実感できる仕組みを作ることで、一人ひとりの「可能性」と地域への「想い」が湧き出て来るのである。これこそ正に駒ヶ根青年会議所が目指す前向きな変革である。

 

 社会情勢に目を向けると、わが国の地方創生に関する諸政策は、人口30万人都市の創生を目標としており、人口約5万6千人の伊南地域は政策の中心から外れた地域であることが分かる。我々の地域と同規模の地域は非常に多く、同規模地域間で人口の取り合いを行うゼロサムゲームの時代は終わり、より大きな地域に人口を吸収されるマイナスサムの時代に突入していることに注意しなければならない。人口減少に耐え、この地域が地域としてあり続けるためには、多くの市民が地域に対して高い帰属意識を持っている必要がある。市民の地域への帰属意識が無ければ、その地域は存在しないに等しい。市民の帰属意識を高めるためには、多くの市民が関心を寄せることのできる強いまちの存在が必要である。我々は事業を通してこれまでのまちを、強いまちへと造り改め、市民の帰属意識を醸成する必要がある。

 

 我々が青年会議所で習得しなければならないことは、組織運営や事業の段取りなどのテクニックが全てではない。真に行うべきは、それらテクニックの習得の過程で自らの感性を磨くことである。磨かれた感性は他者の感性と共鳴することができる。感性の共鳴は地域全体に事業への協力者を広げてゆくために必要不可欠である。感性が共鳴した協力者の存在は、周りの市民と感性を共鳴させることに繋がり、地域全体に協力者が増えてゆくのである。

 

 我々は自らの磨いた感性を地域と共鳴させ、伊南を改造し未来を切り拓いてゆく。

 

【事業方針】

~JCブランドを感性に共鳴させる仲間の拡大~

 新しい仲間を増やすことは、地域に前向きな青年を誕生させることに繋がり、明るい豊かなまちづくりの直接の基盤強化となるため、我々の最大のミッションである。まだ見ぬ多くの拡大対象者がJCブランドを知らない、若しくは価値を正しく認識できていない現状においては、入会意欲に結び付かず、新しい仲間を増やすことは難しい。我々は拡大対象者の視点でJCブランドの感じ方をデザインし、拡大対象者の感性に共鳴させることで新しい仲間を増やす必要がある。

 

~市民間の交流を創る起業家の育成~

 市民間の交流は、それぞれの立場からの考えが交わることで化学反応が発生し、地域に無限の可能性を創り出すことができる。また、地域に起業家が増えることは地域の独創性が高まり、魅力あるまちづくりに欠かせない。一方、起業を模索する者の視点に立つと、様々な起業リスクばかりが見え、行動をためらう要因となっており、起業するための行動に結び付いていないのが現状である。我々は市民間の交流を創ることのできる起業を模索する者に対して、起業しやすい環境を斬新なアイデアで整え、実際の起業を通して育成する必要がある。

 

~まちの中心地の価値を高める~

 まちの中心地を恒常的に活性化させ、市民の求心力を高めることは、市民の地域に対する帰属意識の醸成に繋がる。従来から実施されている地域活性化策は、その特徴がために、一時的な客足の増加に寄与しているものの、いまだ根本的な地域経済の活性化を実感できていない。特にまちの中心地は、事業撤退や郊外への移転により空き店舗が増え、活性化どころかその求心力が低下している。しかしながら、新規参入者にとってまちの中心地への進出は、空き店舗の有効活用によるコスト削減や他の店舗とのシナジー効果の得やすさなどから参入しやすい地となっており、新たな地域資源として注目を浴びるべき場所となっている。我々はまちの中心地に多くの魅力を集めるための諸問題を新規参入者の視点で解決し、実際に集めることで恒常的にまちの中心地の価値を高くする必要がある。

 

~感性を重視した組織運営と情報発信~

 我々は青年会議所活動を通して感性を共鳴させるにあたり、自らの感性を磨いておく必要がある。そのためには、これまでの業務について生産性を高めることで革命をおこし、組織運営の重点を労働集約的な業務から、感性が磨かれる環境づくりにシフトしてゆく必要がある。

また、青年会議所活動のさらなる活性化に向けて、組織内外に磨かれた感性による情報発信をすることで、情報を受けた者の感性に共鳴させ協力者を増やす必要がある。

 

~おわりに~

 

 創立50周年を経た我々は、2026年のあるべき姿を未来ビジョン2016として策定し発表し、我々のこの先の歩みに対して大いに期待をして頂いた。我々の活動に対する地域からの信頼は、これまでの50年間、先輩方が取り組んでこられた青年会議所活動により築かれてきて、今日まで繋がっている。この信頼を足掛かりにして、新しい事業を始めることができる非常に恵まれた団体であり、我々にしかできないことが非常に多いことを自覚すべきである。心をこめた事業は青年会議所への信頼がより一層高まる。我々は地域社会が抱いている期待以上の活動をして、より高い信頼を得てゆく必要がある。

 

 個人においても、自らの感性を磨くと、何事にも心がこもり前向きになる。心のこもった前向きな姿勢は他者の心を揺り動かし信頼が高まる。このように、自らの感性を磨き共鳴させることは、地域からの信頼が高まり協力に繋がり、我々の活動の強力な推進剤となることを確信している。

 

 さあ、自らの感性を磨き地域に共鳴させ伊南を変えてゆこう

 

 

 

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