2014年度テーマ 和而不同(わしてどうぜず) ~しなやかな絆と確固たる信念が、次代を照らす光明となる~

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2014理事長:田中雅浩
総務委員会
指導力開発委員会
キャリア開発委員会
JAYCEE拡大実践会議

2014年度理事長

2014年度理事長
基本方針

~はじめに~

 公益法人制度改革による法人格の移行に伴い、我々は「一般社団法人駒ヶ根青年会議所」として、初めての年を迎えることになりました。メンバー一人ひとりが気持ちを新たにし、駒ヶ根青年会議所の運動に無垢な感性で向き合い、己を見つめ直す絶好の機会となります。  我々の手で築くべき「明るい豊かなまち」の姿を常に意識し、青年会議所の活動を、それを実現するための手段として捉えて最大限活用し、メンバーのみならず地域内外の多くの人々と共に「責任世代」と呼ばれる者としての使命を果していこう。  

 近年、経済情勢においては明るいニュースが増えつつあります。たしかに2020年のオリンピック招致成功による経済効果や、種々様々な景気対策による期待感はあるものの、近隣諸国との軋轢や消費税増税による影響などへの不安は拭えず、長きに渡る経済不況の中、疲弊しきった多くの企業がV字回復を楽観視できる状況だとは到底言えません。 しかし、このような決して恵まれているとは言えぬ環境下において、尚も前を向き歩みを進めてこそのJAYCEEです。我々は一人ではありません。同じ志を持ち、「修練・奉仕・友情」という同じ信条を持つ仲間がいます。メンバー同士が、決して弛まず折れること無い柳のごときしなやかな絆で結ばれることができれば、「明るい豊かな社会」の構築という同じ目的に向かい、各々の英知と勇気と情熱を結集して邁進していけるはずです。 しかし、「明るい豊かな社会」の実現は、決してメンバーだけで叶え得るものではありません。我々の運動を通じ、多種多様な地域市民の方々と共に語らい、共に活動する中で紡がれる地域の絆こそが、まちづくりにおいて、何よりも重要な資源となるのです。我々は幸いにして、駒ヶ根青年会議所の半世紀近くの長き渡るまちづくり運動を通じ、先輩諸兄によって築かれてきた地域社会とのつながりを受け継ぐことができます。この素晴らしき賜り物を存分に活かし、強靭なるしなやかな絆をメンバー間のみにとどめず、この地域にさらに広く紡ぎ続け、「このまちを良くしたい」という和合団結した想いを次代へと繋いでいかなければなりません。 また、そうした絆を各所に紡いでいくためにも、我々は高潔な志を持ち続けねばなりません。常に目的を意識し、このまちに生きるJAYCEEとしてすべきことを探求し、「国際化まちづくり」や「夢少年の育成」など脈々と受け継がれて来た駒ヶ根青年会議所の種々の運動の意義を考えながら、利欲にとらわれることなく行動することが重要です。 駒ヶ根青年会議所創立50周年まであと2年。我々が描いた理想のまちの姿である「中期ビジョン」や、それを具現化させる運動指針である「未来ビジョン2011」に徹底的に拘る時です。簡単な方へ、楽な方へと付和雷同することなく、まちづくりを牽引するリーダーとして、自らが決めたことに対し妥協せず必ず完遂するという確固たる信念を持ち、「明るい豊かな社会」実現のために率先垂範していこう。

【事業方針】

 ~JAYCEE拡大を実践し組織の基盤を強化しよう~

 我々が「明るい豊かな社会」の実現を目指し、幾多の活動を通じて地域にしなやかな絆を紡いでいくためにも、その原動力たるJAYCEEの減少は駒ヶ根青年会議所にとって先送りできない問題です。 「この地域を良くしたい」という我々の想いを広く地域に響かせ、共に活動する仲間を、あるいは応援してくれる良き理解者を増やしていく拡大実践を、青年会議所運動そのものと捉え、メンバー全員が我が事意識を持って行なわなければなりません。 JAYCEEを拡大する上で、同じ目的を持つ我々メンバー同士が「和」によって結ばれ、真の仲間となることも極めて重要です。そうした仲間と共に行う活動や、それに伴う自己の成長に喜びを得ることで、自ずと拡大実践への意識が高まると考えます。 そして、メンバー全員で「まちづくりの仲間を増やしたい」という意識を共有すると共に、「和」を重んじて拡大実践することで新たな仲間を一人でも多く増やし組織基盤の強化に努めます。 また、駒ヶ根青年会議所の運動を、前向きな活動を通じて広く発信していくことは、地域市民の方々の関心を引き寄せ、まだ見ぬ仲間への絶好のアプローチになると考えます。我々JAYCEEの溌剌とした姿を、広く地域に発信していきます。

 ~働くことの喜びを伝え未来の夢を育もう~

 近年、将来の仕事に対する希望や働く意欲そのものを持てない若者が増え、社会的な自立の遅れが問題視されています。我々が描く未来ビジョンの基本理念にあるように、自立した活力あるまち「伊南」を実現するためには、子ども達が将来の生き方や仕事に夢や希望を持ち、その実現を目指して学校や地域社会で意欲的に生き生きと活動できるようなキャリア開発を実践していかなければなりません。 我々は地域に根差す青年経済人として社会起業家精神を持ち、学校や行政のみならず地域・企業などとも連携し、地域社会が一体となって同じ目的に向かい、互いのスキルや特性を活かし合える共創のまちづくりを具現化し、次代を担う子ども達が働くことの喜び世の中の実態や厳しさなどに触れることで、自らの興味や資質に気付いたり、それらを活かす術を考えたりすることができる機会を創出します。

 ~創造と革新の先駆者たるリーダーの資質を高めよう~

 駒ヶ根青年会議所は間もなく創立50周年を迎えます。これは、これまで我々が常に意識し、実現を目指してきた「未来ビジョン」が一つの節目を迎えるということであり、その先の未来に新たなビジョンを描く日も近いということを意味します。我々は英知と勇気と情熱を結集し、時代を切り拓いていくJAYCEEです。刻々と変化する時代においても、しっかりと先を見据え目指すべき未来の姿を描かなければなりません。高潔な志や確固たる信念など普遍的なものを継承しつつも、これからの時代に求められるリーダー像というものを確立し、メンバー同士で切磋琢磨しながら己を磨く場を創ります。そして、次代を担う若者と共に学び合い実践する機会を創出することで、リーダーとしての資質を高めると共に、次代の人材を育成します。

 ~着実且つ積極的な一歩を踏み出す組織の要となろう~  

 公益法人制度改革に伴い、今年度は一般社団法人駒ヶ根青年会議所として新たなスタートをきります。法人格移行による様々な変化に柔軟に適応し、我々が着実な一歩を踏み出せる環境を創ります。同時に、組織として更に広く外へと絆を紡いでいけるよう、関係各所と交流できる種々の機会において、メンバーが和を重んじ積極的に参加していくための環境を整えます。 また、現段階において一般社団法人格の取得は一過性のものであり、将来的に公益社団法人格の取得を目指しております。今年度も引き続き、公益社団法人格の取得に向けて体制の整備を進めます。

 ~次代を担う子ども達の「生きる力」を醸成しよう~  

  「地域の子どもは地域で育てる」という意識を持ち、本物の感動や達成感を体験することで、子ども達の「生きる力」を醸成する活動は、年輪を刻むごとに様々な形で拡がりを見せ、伊南地域にしなやかな絆を紡いでいく上でも大きな役割を果たしています。 この運動をさらに地域に拡げていくためには、これまでに我々が培い学び得たものを活かし、地域を牽引する組織として、さらなる資質の向上に努めなければなりません。  本年も、次代を担う子ども達の「生きる力」を醸成すべく、本物の感動や達成感を体験できる事業を引き続き行います。これまでの経験を糧にし、事業への関わり方一つ一つの質を高め体験のレベルを上げると共に、より一層しなやかな絆を地域市民との間に紡ぎ、「地域の子どもは地域で育てる」という想いを地域に拡げます。

 ~最後に~

 駒ヶ根青年会議所の活動を通して、内へ外へと真の仲間を求めるにあたり、我々は常に「和」と「同」を意識して行動しなければなりません。 「和」とは、主体性を持ちながら積極的に他者との親交を求め、互いを認め合い助け合うことであり、「同」とは、自分の信念や志を曲げ簡単に他人の言動に同調し迎合することです。  我々メンバー一人ひとりが種々の活動の中で、同ずることのない「確固たる信念」を持ち、和を重んじて「しなやかな絆」を紡いでいくことで、メンバー間あるいは地域社会との間において、それぞれが主体性を持ちつつも互いを認め合い助け合いながら、同じ目的に向かい一致団結した「人の和」が築けると考えます。

 天の時は地の利に如かず 地の利は人の和に如かず

古の思想家、孟子の言葉です。たとえ世の中の情勢がどうなろうとも、「明るい豊かな社会」の実現を真剣に願う、我々JAYCEEの想いによって築かれた「人の和」は、如何なる障害をも乗り越え、必ずや次代を明るく照らす光明となるはずです。